環境保護印刷

環境問題に取り組むことは、
私たちの使命です。

今、企業に求められる環境問題

1990年代以降、世界中において地球温暖化問題が始まり、廃棄物、有害化学物質など多くの環境問題が取り上げられています。また、昨今の異常気象は、私たちが排出する温室効果ガスにより地球温暖化が進んだものと言われています。私たち製造者は、社会の一員として、地球温暖化の進行を止めるために、製品の資源から製造、使用後の廃棄物の管理まで、製品のライフサイクル全般にわたる環境への影響を考えなければなりません。

環境問題に取り組むことは、企業価値を向上させます。

地球温暖化問題を解決するにあたり、2005年に発令された京都議定書、2015年に発令されたパリ協定など、温室効果ガス削減に関する国際的な取り決めが発令されました。このような中、企業への環境的社会責任はますます強まっています。そのため、今後、企業が持続的に成長していくためには、このような環境問題動向を的確に把握し、適応していくことが必要不可欠となっています。また、このような環境経営は、企業の社会的責任だけに止まらず、企業価値の向上としての役割もあります。製品を通じて企業の姿勢を示すことによって、環境適応企業としての存在価値を伝えることが可能となります。

このように、環境に対する取り組みが必要不可欠となった今、皆さまが作成する印刷物においても、当社の「水なし印刷」をご利用いただくことによって、その責務を果たすことが可能となり、企業価値を向上させることが可能となります。
また、私たちは、環境にやさしく、高品質な「水なし印刷」をご提案するとともに、「カーボン・オフセット」といった高付加価値の印刷物を皆さまにご提供いたします。

水なし印刷とは

水なし印刷=環境保護印刷

水なし印刷とは、印刷物製造時に有害な廃液を排出しない「水なし平版方式」という技術を使い、印刷物を通じて地域社会の環境保全に貢献しています。
皆さまの印刷物にも、この「水なし印刷」を採用することで、皆さま自身が環境保全活動に大きく貢献していることとなります。

水なし印刷の仕組み

水あり印刷
水なし印刷
刷版現像工程
刷版の現像廃液には環境汚染物質がいっぱい
下水に流せる水だけ
印刷工程
湿し水を大量に使用
湿し水を使用しないので廃液はゼロ
版の構造
版の構造:水あり印刷
版の構造:水なし印刷

水なし印刷=高精細な印刷再現性

通常のオフセット印刷が印刷機上にて多くの「湿し水」を使用するのに対して、水なし印刷は、「湿し水」を一切使用しないその技術的な特長から、高精度な印刷再現性に優れ、高精細な美しい仕上りの印刷品質を可能にします。

水あり印刷
水なし印刷
網点
網点:水あり印刷
網点:水なし印刷
文字
文字:水あり印刷
文字:水なし印刷

拡大して見ると水あり印刷は網点や文字がにじんでいる。対して水なし印刷は正確ににじむことなく再現できている。

*東レ株式会社HPより一部掲載

環境保護印刷のシンボルマーク

環境にやさしい印刷の代名詞とも言えるこの「水なし印刷方式」で印刷された印刷物には、一般社団法人日本WPAが認定するバタフライロゴマークの掲載が可能となります。このマークを皆さまの印刷物に掲載することにより、企業・組織団体の環境的付加価値を高め、地域社会の環境保全へ貢献することができます。

バタフライマーク
一般社団法人日本WPA(日本水なし印刷協会)